白隠正宗と金華豚を味わう会
鈴木真弓です。
4月29日(木・祝)夜、御殿場の料理店みなみ妙見さんで開かれた『金華豚純粋種と白隠正宗生もと純米酒の会』に参加しました。
みなみ妙見さんは、しずおか地酒研究会のベテラン会員さんで、地元の地酒専門店・酒のいわせさんと共に、御殿場での静岡酒伝道に努めています。
昨年から、静岡の蔵元を招いて季節料理と旬の酒を味わう会をスタートし、今回で3回目。食材と地酒の食べ合わせをじっくり楽しめる魅力的な会で、毎回ご案内をいただくのになかなかタイミングが合わなかったところ、今回ようやく参加が叶いました。

『吟醸王国しずおかパイロット版』では杉井酒造さんの生もと勉強会にちょろっと映っていた白隠正宗の蔵元杜氏・高嶋一孝さんが、初めて造った生もと純米酒と、御殿場の貴重な銘柄豚「金華豚」の組み合わせとあっては、駆け付けずにはいられません
4月29日(木・祝)夜、御殿場の料理店みなみ妙見さんで開かれた『金華豚純粋種と白隠正宗生もと純米酒の会』に参加しました。
みなみ妙見さんは、しずおか地酒研究会のベテラン会員さんで、地元の地酒専門店・酒のいわせさんと共に、御殿場での静岡酒伝道に努めています。
昨年から、静岡の蔵元を招いて季節料理と旬の酒を味わう会をスタートし、今回で3回目。食材と地酒の食べ合わせをじっくり楽しめる魅力的な会で、毎回ご案内をいただくのになかなかタイミングが合わなかったところ、今回ようやく参加が叶いました。

『吟醸王国しずおかパイロット版』では杉井酒造さんの生もと勉強会にちょろっと映っていた白隠正宗の蔵元杜氏・高嶋一孝さんが、初めて造った生もと純米酒と、御殿場の貴重な銘柄豚「金華豚」の組み合わせとあっては、駆け付けずにはいられません

金華豚とは、中国浙江省金華地方を中心に飼育されている中国豚の在来種で、頭とお尻が黒い、パンダみたいな姿が特徴です。
昭和61年に静岡県の姉妹都市である浙江省から金華豚オス1頭・メス2頭が寄贈され、県中小家畜試験場で飼育研究された後、御殿場地域の養豚農家が『御殿場金華豚研究会』を結成して本格的に飼育に取り組みました。餌や飼育方法は一般の豚と同じようですが、デリケートな性格で、一般の豚舎とは一緒にせず、飼育スペースも他より4~5倍とる必要があるそうです。豚舎はつねに清潔を保ち、手厚く大切に育てられています。「純粋種」という表記の意味を訊いたら、他県で金華豚と一般豚の交雑種が出回っているとか。わざわざ「純粋種」って言わなきゃならないなんて、養豚の世界も複雑なんですね・・・。
しゃぶしゃぶでいただきましたが、甘くてとろけるような美味しさ! 西伊豆の戸田塩で味わうと、甘みがさらに引き立ちます。いいお肉は塩で食べるのが一番だそうですよ

白隠正宗は、生もと純米酒、少汲水純米酒、山廃純米大吟醸雄町の3種類を、冷酒と燗付けで愉しみました。
高嶋さんは、すべての酒を「静岡酵母NEW-5」のみで仕込み、米や製法の違いをあれこれ試しながら造っています。種類によって、あるいは年によって印象が変わるので戸惑うファンもいると思いますが、私は、米と米麹と水だけで、これほど豊かな味の広がりが表現できるのか・・・!と、改めて日本酒の素晴らしさを実感することが出来ました。

高嶋さんのチャレンジ精神が、いつの日か必ず「白隠正宗らしさ」となって結実すると期待しています。
みなみ妙見さんのブログを拝見すると、準備に本当に手間をかけておられることがわかります。参加者は10人ちょっととコンパクトでしたが、蔵元とじっくりお話をしたり、食材の一つ一つを味わうのにちょうどいい規模かもしれません。
私もちょろっと静岡酒のお話や、『吟醸王国しずおか』製作のPRをさせていただきました。
みなみ妙見の池谷さん、酒のいわせの岩瀬さん、高嶋さん、本当にありがとうございました
なお、酒や料理の詳細については、こちらも併せてご覧ください。
昭和61年に静岡県の姉妹都市である浙江省から金華豚オス1頭・メス2頭が寄贈され、県中小家畜試験場で飼育研究された後、御殿場地域の養豚農家が『御殿場金華豚研究会』を結成して本格的に飼育に取り組みました。餌や飼育方法は一般の豚と同じようですが、デリケートな性格で、一般の豚舎とは一緒にせず、飼育スペースも他より4~5倍とる必要があるそうです。豚舎はつねに清潔を保ち、手厚く大切に育てられています。「純粋種」という表記の意味を訊いたら、他県で金華豚と一般豚の交雑種が出回っているとか。わざわざ「純粋種」って言わなきゃならないなんて、養豚の世界も複雑なんですね・・・。
しゃぶしゃぶでいただきましたが、甘くてとろけるような美味しさ! 西伊豆の戸田塩で味わうと、甘みがさらに引き立ちます。いいお肉は塩で食べるのが一番だそうですよ


白隠正宗は、生もと純米酒、少汲水純米酒、山廃純米大吟醸雄町の3種類を、冷酒と燗付けで愉しみました。
高嶋さんは、すべての酒を「静岡酵母NEW-5」のみで仕込み、米や製法の違いをあれこれ試しながら造っています。種類によって、あるいは年によって印象が変わるので戸惑うファンもいると思いますが、私は、米と米麹と水だけで、これほど豊かな味の広がりが表現できるのか・・・!と、改めて日本酒の素晴らしさを実感することが出来ました。

高嶋さんのチャレンジ精神が、いつの日か必ず「白隠正宗らしさ」となって結実すると期待しています。
みなみ妙見さんのブログを拝見すると、準備に本当に手間をかけておられることがわかります。参加者は10人ちょっととコンパクトでしたが、蔵元とじっくりお話をしたり、食材の一つ一つを味わうのにちょうどいい規模かもしれません。
私もちょろっと静岡酒のお話や、『吟醸王国しずおか』製作のPRをさせていただきました。
みなみ妙見の池谷さん、酒のいわせの岩瀬さん、高嶋さん、本当にありがとうございました

なお、酒や料理の詳細については、こちらも併せてご覧ください。